淡い思いは灼熱の太陽に掻き消され
   きみの笑顔は向日葵に似ていた
   思うだけならと想う祭りの夜
   ひたすら走った明け方の海
   出会わなければと涙する花火の残骸





        淡き思ひ出
                   (それはいつも美しく僕を掻き乱す)